いちごが美味しいシーズン到来!続々と新商品が登場していますが、いちごのスイーツはショートケーキやタルトだけではありません。「ズコット」というスイーツはご存知でしょうか?
10cmほどの高さに、ゴロゴロといちごが詰まった断面はインパクト大!
思わず写真を撮ってしまいたくなりますね。いちご好きならば食べておきたいところです!
この「ズコット」を作っているのは、2017年5月に東京・白金にオープンした「Patisserie piece(パティスリー ピエス)」。
“ピエス”はジグソーパズルの“ピース”に由来し、人と人のご縁をパズルのピースのように埋めていき未来に繋げていきたいという願いが込められています。
パズルが並んだロゴモチーフがユニークでとっても可愛らしいですよね!
白金台駅から徒歩12分、白金高輪駅から徒歩15分の白金北里通り商店街に位置し、大きなガラス張りの外観が目印。外からも店内をよく見ることができます。
高級住宅街のエリアにありながらも敷居が高すぎず、温かみがありナチュラルな雰囲気です。
運命的なご縁によって熊本から東京、そして独立!運命の“ピース”を見つけて
オーナーパティシエの石橋 孝稔シェフは熊本県出身。
熊本県、大分県、千葉県に7店舗ある洋菓子店「シェ・タニ」の熊本県の店舗でパティシエのキャリアをスタート。
将来開業することを夢に修行を重ねるなかで、「東京に来ないか?」と声をかけられます。それは、東京・白金で「白金スイーツ」を立ち上げるにあたっての誘いでした。
石橋シェフは一念発起し、東京に拠点を移しました。「白金スイーツ」の本店が2016年4月、白金台店が2016年8月にオープンして石橋シェフはグランドパティシエに就任。
経験を積むなかで更なるチャンスが到来!なんと「白金スイーツ」本店の場所で開業することになったのです。
「独立したい想いが強まっていたタイミングで話をもらい、チャンスだと思えたので白金で自分のお店を開くことにしました」
そして「パティスリー ピエス」と名前を新たに、2017年5月に独立開業を果たしました。
「熊本県出身の自分が、まさか東京の白金でお店を開くなんて全く想像もつきませんでした。本当に運命的なご縁とタイミングによるものです」
沢山のパズルのピースの中から繋がるものを見つけ出していき、やがて一枚の大きな絵になる。石橋シェフは運命のピースを見つけたんですね!
「パティスリー ピエス」の食べておきたい オススメのカットケーキ7選
冒頭で少し触れた「ズコット」から、オススメしたい7品を紹介していきます!
「いちごのズコット」850円(税込)
外にも中にもいちご!綺麗に並んだいちごを見ているだけで幸せな気分に。
「ズコット」は帽子型の丸いフォルムが特徴のイタリア発祥のケーキ。スポンジケーキの中には、生クリーム・カスタードクリーム・マスカルポーネを合わせたコクのあるクリームと大粒の国産いちごが閉じ込められています。
いちご、スポンジ、クリーム。一見シンプルな構造ですが、高さ10cmのボリューム!そして、最後の一口までいちごを堪能することができます。1月からの新商品で、いちごの旬が終わるくらいまで販売の予定です。
「ルージュ」490円(税込)
フランボワーズとホワイトチョコのムースをスポンジと共に重ね、間にフランボワーズのソースを敷いた1月の新商品。甘酸っぱいフランボワーズに、コクのあるホワイトチョコが調和した優しい味わい。
ピンクと白が層になった見た目も可愛いですね!
「ピスターシュ・バニーユ」490円(税込)
ピスタチオをバニラのムースが優しく包み込む口当たりまろやかなムースのケーキ。サクサクとしたチョコレートの土台を敷き、アーモンドの生地を間に挟むことで食感も味わいも豊かに。
「土台の部分が少し固い」というお客様の声を汲み取って改良したばかりなのだとか。さっくりした軽やかさが出たことで美味しさがアップ!
「チョコぷりん」490円(税込)
カカオ分70%のベルギーチョコレートを使ったプリン。
隠し味にコーヒーをわずかに入れることで生まれる深みとチョコレートの濃厚感。とろ〜んととろける舌触りで、たったひと口で虜になります!バレンタインをスイートに彩るハートが可愛いですね!
「モンブラン」540円(税込)
石橋シェフの故郷である熊本県の和栗とフランス産の栗をブレンド。とっても風味豊かな仕上がりです。
香ばしく焼き上げたアーモンドクリームのタルトに生クリームを絞り、中心部には渋皮栗をゴロッと入れてあります。
秋の時期に毎日リピート買いしに来ていたお客様もいるほど人気!
「チョコロール」490円(税込)
プリンとたっぷりのクリームを、包み込むように大きく巻いた夢のようなロールケーキ!
チョコレートクリームとガナッシュに、プリンがとろんと合わさると幸せの味です。
生地はまるでシフォンケーキのようで、ふんわりしっとりした食感。飽きずに最後まで食べられるベストバランスです。
「ショコラ・アコール」490円(税込)
ベルギー産チョコレートの濃厚なムースとガナッシュが、ショコラのスポンジの間からゆっくりと口どけると訪れる幸せ。3つのパーツが一体になることでチョコレートの濃厚感が増していくので、フォークで下までカットしたらそのままひと口で食べてみてください!
ホールケーキの華やかさも見逃せない!オススメの3選
「パティスリー ピエス」のホールケーキは特別なひとときを華やかに演出してくれる、まさに“ケーキの女王様”といった存在感。
旬のフルーツがいっぱいのデコレーションは、ひと目見ただけで相手の喜ぶ顔が浮かんできそう。
全体が茶色で一見地味なイメージのモンブランだって、石橋シェフの手にかかれば更に輝きを増します!
「モンブラン」4号(12cm)3,300円(税込)、5号(15cm)4,100円(税込)
熊本産の和栗とフランス産の栗をブレンドしたマロンペーストを贅沢に絞り、さらにトップを華やかにデコレーション!渋川栗のほかに、カシューナッツ、クルミ、ピスタチオ、クランベリー、アーモンド、ホワイトチョコレートを飾ってスペシャルなモンブランに。
中は渋皮栗と生クリームをスポンジで挟んだ構造になっています。
「シャンティ・フリュイ」4号(12cm)2,800円(税込)、5号(15cm)3,600円(税込)
一番人気の「ショートケーキ」のホールサイズ。
「シャンティ・ショコラ」4号(12cm)2,800円(税込)、5号(15cm)3,600円(税込)
「シャンティ・フリュイ」の生クリームをチョコレートに。チョコレート好きの方にはこちらがおすすめです。
見た目も可愛いから喜ばれる!手土産にもしたい焼き菓子2選
焼き菓子類のラインナップも豊富な「パティスリーピエス」。
引き出しにズラッとディスプレイされ、その上には可愛らしいギフトボックスが。
ショーケース上にも沢山並べてあって、選ぶのが楽しくなりそうですね!
コロンとした見た目が可愛らしい2つの焼き菓子も手土産におすすめです。
「和三盆まろん」1個270円(税込)
熊本県産の渋皮栗を細かく刻んで生地に入れることで、噛むたびにほくっとした栗本来の美味しさが感じられます。
さらに和栗の良さを際立たせるために選んだのは和三盆。穏やかな甘みにラム酒が漂い、コーティングしたダークチョコレートが引き締め役になって、飽きない味わいに。
「レモンケーキ」1個270円(税込)
レモン果汁をたっぷりと含ませてしっとりとした生地の断面から顔を覗かせるレモンピール。
ハチミツを加えて表面をホワイトチョコレートでコーティングすることで、口いっぱいに広がる爽やかな香りに優しい甘みが生まれて誰からも愛される味わいに。
何度だって通いたくなる!イートイン限定や期間限定の幻のケーキも
店内にはイートインができるスペースが3席。
パンケーキやパフェも季節によって提供しているそう。
旬や鮮度を優先するため、販売期間が限られた商品が登場することもあるので見逃せません!
今は「いちごのズコット」ですが、去年の8月末〜9月中旬には「シャインマスカットのズコット」を販売していたそう。山梨県にある農園から産地直送されたシャインマスカットはとってもジューシー!「いちごのズコット」同様にマスカットをたっぷりと使った贅沢感が大好評だったようです。
春夏秋冬、いろんな旬のフルーツのズコットを食べてみたいですね!
白金と聞いて思い浮かぶのは高級感。でも実は「パティスリーピエス」のある白金北里通り商店街は、老舗も点在する下町風情を感じるエリア。
「人と人が繋がっていくこと」を願い、スイーツを作り続ける石橋シェフ。ただ作るのではなく、お客様との出会いからもアイディアを発掘して提供する。お客様と作り手、それぞれのピースが繋ぎ合う温かい心のこもったお店作りを目指しています。
お客様に寄り添った想いによって長く愛されること間違いなしですね!周辺には新しくできた飲食店もあるようなので、白金エリアの散策で立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
Patisserie piece(パティスリー ピエス)
住所:東京都港区白金5-12-17 三福ビル1階
アクセス:白金台駅2番出口から徒歩約12分、白金高輪駅3番出口から徒歩約15分
電話番号:03-6338-9232
営業時間:11:00~20:00
定休日:月曜日(月曜日が祝日の場合、翌火曜日が定休日)
公式HP
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