レトロでありながらネオ・日本橋浜町。 独自のテイストと空間を打ち出す「パティスリーISOZAKI」

パティスリーISOZAKI,日本橋浜町,patisserie ISOZAKI

日本橋浜町。そう聞くと、風情ある下町のイメージが思い浮かびます。実は新しい大型商業施設、タワーマンションやオフィスビル、飲食店などの新しい風が舞い込み、『変わり続ける街』として発信力をじわじわと強めてきているのはご存知でしょうか?
日本橋浜町の魅力を再発見!流行にも型にもとらわれない世界観をクリエーションし続ける「パティスリーISOZAKI」を紹介します。

「パティスリーISOZAKI」は、2008年にパティシエの磯崎 賢博さんがオープンしたパティスリー。
銀座「三笠会館」、銀座「和光 ルショワ」で修行ののち渡仏。パリ「D・アディー」、ルクセンブルク「オーバーワイス」などで経験を積み、帰国後に東向島「スイートサンクチュアリーISO」を立ち上げ、シェフパティシエに就任。その後も専門店監修や商品プロデュースなど多方面で活躍し、独立開業されました。

ガラス張りにスタイリッシュなお店のロゴは、遠くから見ても目を引きます。
このロゴはもちろん、店内デザイン・パッケージも全て本人のデザイン。

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跳ねるような勢いと流れるような美しいラインは、名前の「磯崎」をイメージして作られたオリジナルのデザイン。よく見ると「磯崎」となっているのが分かるでしょうか?お店に入る前から広がる世界観に魅了されます!

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お店に入ると、ずらっと並ぶ焼き菓子と、その奥にあるショーケースには30種類ほどのケーキ類が。

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よく見ると、「モンブラン」はマロンクリームがたっぷり絞られたシルエットではなく、表面を細かく砕いた栗でコーティング。ベイクドチーズケーキにはブラックペッパー、マドレーヌにはサワークリーム入り!馴染みのあるスイーツに、さまざまなアイディアや工夫が凝らされています。その理由は、磯崎シェフが『垣根の無い可能性の追究』をコンセプトに掲げているから。
さらにもっとこだわりを知りたくて磯崎シェフにお話を伺ってみました。

自らの楽しみや喜びを、人を幸せにすることに。

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― お菓子作りでどんな事を大切にされていますか?
自分が心から良いと思えるかどうかが一番重要なことだと思っています。
昨今の洋菓子業界はトレンドが目まぐるしく移り変わり、新しい商品や様々なトピックスが生まれては消えていきます。ここ数年は「日本初上陸」がトレンドのキーワードになっていて、海外からの新ブランドも続々参入してきていますね。
それでも、世の中の流行りを追うよりも、自分が良いと思う感覚を一番大事にしたい。自分が伝えていきたいものや表現したいものは、自分の内側にあります。今まで学んだこと、経験したことや感動したこと。見聞きしたすべてが自分なりの価値基準として、形となって表れます。

―自分にとってのベストがお菓子やお店に反映されているんですね。
なので、お菓子作りやお店作りを自分がとことん楽しんでいます。例えば店内ディスプレイやパッケージ包装も、一から考えて自ら探すんです。お店に来てスイーツを食べてくれたお客様が幸せな気持ちになってくれるためには、まずは自分が幸せでないと。それがイソザキワールドとなって「世界観がある」と言われ、お客様に伝わって喜んでいただけているのかもしれません。

迷ったらこれ!定番から変化球までオススメ5選

世間の一般論でもなく、誰かとの比較でもなく、自分なりの価値基準で繰り広げられるブレのない “ISOZAKIワールド”。特にオススメしたい5品を厳選して紹介します。

「モンブラン」450円(税抜)

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山の岩肌をイメージした凸凹は、なんと裏ごししたマロン。そぼろ状に細かくすることで、独特のホロホロとした食感を出し、ほくっとした甘さに。黒糖シロップを染み込ませたアーモンド生地の土台にマロンクリームを合わせ、センスを光らせたオンリーワン。

「アメリ」480円(税抜)

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苺とお花、魅惑の赤に可愛いが止まらない!甘酸っぱい苺ムースの中にピスタチオのクレームブリュレを閉じ込めた相性の良い組み合わせ。

「Yoshi」480円(税抜)

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ホワイトチョコレートで覆った中に、バルサミコ酢入りのフランボワーズゼリーと塩味のきいたチョコレートスポンジを敷いて。素材の組み合わせで、ホワイトチョコレートをいつまでも飽きることない味わいに確立させた看板商品。

「フラワー」470円(税抜)

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苺、キウイ、フランボワーズ、ブルーベリー…と、花々を集めてブーケにしたような華やかさはハートを撃ち抜く可愛さ!バニラムースにベリーのムースの甘みが淡く残る優しい味わい。

「トロワ」450円(税抜)

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チョコレート×キャラメルの深みを引き立てるため、中にはコーヒーの香るブリュレをIN。ショコラムースにキャラメルがなめらかに絡み合い、余韻まで心地良いコーヒーが特別感を格上げ。

「小さな一個でも満足感のある食べごたえ」という印象に高められた焼き菓子にも注目。

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サワークリームのもつ爽やかな酸味とコクの「サワークリーム マドレーヌ」200円(税抜)、そば蜂蜜によって深みのある甘さと香ばしさが引き出された「そば蜂蜜のフィナンシェ」200円(税抜)。ケーキだけでなく焼き菓子にも、“ISOZAKIらしさ”が落とし込まれています。

覚えておきたい!特別な日にぴったりなホールケーキも多種多様

特別な日を彩るホールケーキにも注目です。

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バースデーはもちろん、パーティーなどのイベントや業界人のお祝い用ケーキも多く手掛けているので、口コミが口コミを呼びオーダーが多いそう。

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店内のカウンターには、見本としてホールケーキのアルバムが置かれています。「どんなものにしよう…」と具体的なイメージがわかない人でも、楽しみながらケーキ選びが出来そうです。

トルナーレ日本橋浜町店は20時、門前仲町店は21時までの営業なので、仕事帰りにも立ち寄れるのが嬉しいですね!

磯崎シェフに聞く!特別な日のホールケーキの選び方

― 年にたった数回しかないホールケーキ選び。より思い出に残すためのポイントとは?
誕生日や記念日などの特別な日が最高になるキーワードは、ずばり「奮発」です。
「3人家族だから3人前で」と半端が出ないように注文する人もいるけれど、翌日も食べられるからラッキーという勢いで特大サイズを選んだら絶対にその場が盛り上がると思いますよ!なので当店では、12〜16名様分のパーティーサイズも予約があればお作りしています。

普段は行けない場所で、出来なかったことをする。食べたかったものに手を伸ばしてみる。
そんな風にして普通の日と差をどれくらいつけられるかがポイントだと思います!一年に一回、今しかないその瞬間を120%堪能してみてほしいです。スペシャルなケーキで素敵な日にしてください。

「パティスリーISOZAKI」

◯トルナーレ日本橋浜町店
東京都中央区日本橋浜町3-3-1
東京メトロ水天宮駅、都営地下鉄浜町駅から徒歩約4分
営業時間10::00~20::00
https://sweetsguide.jp/shop/42547

◯門前仲町店
東京都江東区門前仲町2-3-8 斉藤ビル1F
東京メトロ門前仲町駅から徒歩約1分
営業時間10:00~21:00
https://sweetsguide.jp/shop/42546


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