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タグ 「メゾン ジブレー」カラフルで断面からあふれるフレッシュ感は、まるで宝石のような輝き。
使うフルーツは全て産地直送。神奈川県の中央林間にある「メゾンジブレー（MAISON GIVREE）」では、日本各地の生産者の元を訪れて、江森 宏之シェフが惚れ込んだフルーツだけを使ったケーキが並びます。
八百屋や市場から仕入れることもできるのに、なぜ農家に直接足を運ぶのでしょうか？フルーツにかけた熱い想いをうかがいました。
目移りするほどのフルーツの宝庫！白と黄色が映える開放的な空間で
小田急線 中央林間駅から徒歩約5分、遠くからでも目を引く三角屋根の建物は、絵本の世界から飛び出したような佇まい。
店内に足を踏み入れると、天井が高く開放的で心地良い空間。目移りしてしまうほど美しい色とりどりのケーキが迎えてくれます。
白色に黄色が映える内観は、明るくハッピーな気持ちに。簡易的なベンチやイートインのテーブル席が12席あり、ちょっとひと息つくのに良さそうです。
平日にも関わらず入れ代わり立ち代わりお客さんが訪れることから、人気ぶりがうかがい知れます！
実力派シェフが満を持してオープンした「メゾンジブレー」
江森シェフは、国内外のコンテストの受賞歴がある“実力派パティシエ”。
専門学校卒業後、8年間の修業を経て渡仏。「Pâtisserie FRESSON」にて、M.O.F（フランス国家最優秀職人章）の 肩書きをもつトップパティシエのフランク・フレッソン氏に師事。
帰国後、「ベルグの4月」にてシェフパティシエとして5年、2012年に「Glaciel」にてシェフグラシエ・シェフパティシエを立上げから3年間務めました。
「The World Trophy of Pastry Ice Cream and Chocolate FIPGC」というミラノ万博で開催されたスイーツのワールドカップでは、日本代表チームのキャプテンとして出場して優勝。
そのトロフィーが誇らしげにお店では飾られています。そして、2017年7月に中央林間へ「メゾンジブレー」をオープンさせました。
関係を深めてきた生産者から毎日届く、新鮮なフルーツの数々。
江森シェフの元には、生産者から直接さまざまなフルーツが毎日届きます。
「今日使っているイチゴだけで4種類もあります。とちおとめ、女峰、さちのか…なかなか手に入らないロイヤルクイーンという品種も！色や香りがそれぞれ全く異なるんですよ」。
自ら畑に出向いて目と舌で確かめたものだけを使用。修行時代から日本各地の農家を訪ね歩き、パートナーシップを組んだ生産者の数は200を超えるのだとか！
「産地に足を運んでこそ、手間と愛情を注いで育てた生産者の想いをしっかりと受け止められます。農家とパティシエ、互いにプロとして直接仕入れをすることで良い関係が築けていると思います」
その深い絆と密な交流によって生み出されるフレッシュなスイーツ作りこそ、メゾンジブレーのコンセプト。一年中さまざまなフルーツが買えるようになっても、やはり一番美味しいのは“新鮮で旬のもの”ですね！
イチゴを存分に堪能！シンプルなショートケーキに至っても想いを込めて
江森シェフが考えるフルーツの魅力は、
・フレッシュなみずみずしさ
・熱を加えて生まれる凝縮感のある果実味
・断面を見せた視覚的な美味しさ
の3つ。定番で馴染みのあるショートケーキにおいても、こだわりがギュッと詰まっています。
イチゴショート
450円（税抜）※写真手前
「自家製のイチゴのコンフィチュールをスポンジに打つことで、余韻までもイチゴを存分に堪能できる味わいになっています。」
果実ひとつひとつを切って、コンフィチュールを作るところからスタート。そのひと手間を惜しみません。冷凍のピューレを使うのと、自家製では雲泥の差。香りの良さが全く違います！
フルーツの持ち味が発揮されるように厳選された生クリームは、福岡県にあるオーム乳業のもの。しっかりとした乳のコクと、鮮やかなフルーツが映える白色が特徴です。
一見シンプルに見えますが、イチゴの美味しさを引き立てたショートケーキは是非食べてみてほしい逸品です。
「イチゴショート」をホールケーキ用に展開したものもあります。惜しげも無くフルーツをたっぷりと盛り付けてあるのが特徴で、誕生日やイベントなどの特別な日を鮮やかに彩ってくれるはず！
ベリーベリーショート
5号（4〜6名分）：4,536円（税込）
ラズベリーやブラックベリーなどのベリー類のフルーツを華やかにあしらった「ベリーベリーショート」。
フルーツベリーショート
5号（2〜4名分）：4,536円（税込）
ラズベリーやブラックベリーなどのベリー類のフルーツに加えて、さらに季節のフルーツを贅沢に盛り付けた、「フルーツベリーショート」。
フルーツジブリー
4号（4〜6名分）：2,808円（税込）
「フルーツジブリー」はチーズの穏やかな酸味とフルーツがマッチ！ベイクドチーズケーキとレアチーズケーキを2層にした味わいの濃淡は最後まで飽きることなく食べられます。
ひとつひとつが主役級の存在感！おすすめのケーキ5選
「メゾンジブレー」でおすすめのケーキを5種類紹介します。（季節によってフルーツの産地や内容が変わる商品もあります）
タルトの商品は、アーモンドクリームの上に主役となるフルーツを潰して作られた自家製コンフィチュールが塗られているので、いっそうフルーツの味わいを堪能できます。
「タルトフレーズ」580円（税抜）
栃木県 伊澤いちご園のとちおとめを使用。大粒な果肉は甘みが強く、みずみずしい果汁があふれ出します。
「きんかんのタルト」600円（税抜）
宮崎県産の金柑を使用。独特の酸味と苦味が抑えられて甘味が強く出た金柑は、皮まで丸ごと食べることができます。
「瀬戸内レモンタルト」550円（税抜）
日本一の国産レモンの生産地である瀬戸内海で育てられたレモンを使用。仕上げに絞ったメレンゲにもレモンが含まれ、爽やかな酸味と香りであふれます。
「グラムー」550円（税抜）
“グラマラス”という意味のある商品名の通り、インパクトのある見た目が印象的！
フォンダンショコラを土台に生クリームをたっぷり絞ってあります。さっぱりとした乳脂肪分が低い生クリームによって、濃厚な味わいが至福のまろやかな甘さに。
「フランフラン」550円（税抜）
プラリネとミルクチョコレートのムースに、ミルクチョコレートのガナッシュとレモンのクリームが中に入っています。
修行時代に「Pâtisserie FRESSON」のフランク・フレッソン氏から学んだ斜めがけに仕上げるグラッサージュと、独自の感性によって生み出された江森シェフの自信作です。
パティスリーの粋を超えた生産者とのコラボレーションによって生まれる、最高の美味しさを求めて
「今週末は山梨県へマスカットの苗木を植えに行くんですよ」と目を輝かせて話す、江森シェフ。その尽きることの無い探究心と情熱に、これからどんなスイーツが生み出されるのだろうと好奇心がそそられます！
「メゾンジブレー」ではケーキ類のほかに、フレッシュなフルーツや野菜を使ったジェラートもおすすめ。だんだんと暖かくなってきたこれからの季節にぴったりです。
四季折々、“今”が一番美味しいフルーツをスイーツで堪能してください。
メゾンジブレー（MAISON GIVREE）
住所：神奈川県大和市中央林間4-27-18
小田急線中央林間駅 東口から徒歩約5分
営業時間：10:00〜19:00
定休日：月曜日
※火曜日は不定休
公式HP
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