“カエルのケーキ屋さん”。そのインパクトの強さに多くの人が足を止めるパティスリーがあります。京成本線 京成小岩駅から続く商店街を歩くこと約5分のところにある「ラトリエ・ドゥ・シュクル」。
“カエルのケーキ屋さん”のテントが視界に飛び込んできました!
入り口で出迎えてくれるカエルたち。ぶら下がっているカエルや、物思いにふけるカエルまで…!
おもむろに店内を覗き込み、店に入っていく。そうやって「ラトリエ・ドゥ・シュクル」ワールドの虜になる人がまたひとり生まれていくのです。
一歩踏み入れると吸い込まれるような世界観の店内
店に入ると正面にケーキのショーケース、右手には広々とした焼き菓子のスペースが続きます。
オレンジと紫を基調にした配色は、まるで絵本の世界に入り込んでしまったような感覚に!
素材の組み合わせにシェフの技が光る!おすすめのケーキ5選
ガトーフレーズ
460円(税込)
白岩シェフが長年に渡って追い求めたのは「一体感」。奥久慈の濃厚な卵、乳脂肪の高い上質な生クリーム、甘味と酸味のバランスの良い苺。
それぞれ個性がありながらも一体感があり、奥行きがある印象に残るおいしさです。
ミロワールピスターシュ
430円(税込)
鏡のようにツヤを放つ見た目に、チョコレート好きならば誰もが惹かれてしまうはず!濃厚なピスタチオとフランボワーズのクリームの層を、キャラメルショコラのムースで覆ってあります。
「とにかく相性抜群の組み合わせ!」とシェフが自信を持っておすすめする人気商品です。
フルーツタルト
600円(税込)
夢のようなフルーツタワー!サクサクのタルト台の上に、苺とブラックベリーが惜しみなくたっぷり盛られています。カスタードクリームの甘みを極限まで抑えることで、フルーツの美味しさを最大限引き出したジューシーな味わいです。
サンギーヌ
400円(税込)
ブラットオレンジ サンギーヌのクリームにミルクチョコレートのクリームを重ね、土台にチョコクランチのアクセント。オレンジ×チョコレートの相性抜群の組み合わせに、フレッシュな爽やかさは特に春夏にぴったりの味わい。
テベール ジャポネ
450円(税込)
口どけなめらかな抹茶のテリーヌに、宇治抹茶のダコワーズと抹茶のガナッシュを重ねた抹茶尽くし!芳醇な香りと濃厚感が絡み合う、贅沢な味わいです。
選ぶのが楽しくなる!ホールケーキのオススメも紹介
ホールケーキの種類が豊富なのも見どころ。
店内にあるカタログには、これまで作ったケーキの例が載っています。大きなクマの顔が可愛らしいケーキや、子供が喜びそうなサッカーボールや電車の形など様々!
特におすすめしたいのは、EPARKスイーツガイド予約限定のもの。プティガトーで人気の3種類が見た目も豪華なホールケーキサイズになりました!
二段ショート
下段 6号・上段 4号:7,400円(税込)
立体感が出るほどたっぷりと盛り付けられた苺とブラックベリーに、2段重ねが華やかな仕上がり!コクのあるこだわりの生クリームとスポンジの一体感の良さを堪能して。
フルーツタルト
5号サイズ(4~6名様用):4,500円(税込)
山のように積み上げたフルーツは宝石を眺めているような華やかさ!甘さを抑えたカスタードクリームによって、苺とブラックベリーそれぞれのおいしさが口いっぱいに広がり、思わず笑顔になってしまうような幸福感があります。
ミロワールピスターシュ
4号(2~4名様分):3,300円(税込)
濃厚なキャラメルショコラのムースを主役に、相性の良いピスタチオとフランボワーズのクリームが絡み合う贅沢な味わい。デコレーションもさることながら、切ったときのピスタチオの緑とフランボワーズのピンクの断面までも美しく特別感があります。
腕を磨いてきた場所は、ホテル・料亭・レストラン。引き出しの多さを物語るスイーツ
オーナーシェフの白岩 操雄さんは多彩な経歴の持ち主。「高輪プリンスホテル」からキャリアをスタート。
料亭「青柳」のシェフドゥパティシエ、高級会員制レストラン「CITY CLUB OF TOKYO」のエグゼクティブ・ペストリーシェフを務め、洋菓子に対するテクニックや発想力を磨きました。
様々なステージで感性を培った後に、2009年に「ラトリエ・ドゥ・シュクル」をオープン。2011年に現場所に移転をしました。
移転前のお店にカエルのオブジェがあったことから、親しみを込めて“カエルのケーキ屋さん”とお客様から呼ばれるようになったのだとか。店内の至るところにカエルが隠れているので見つけてみてください!
見逃せない!ファンが殺到する完売必至のフルーツフェアー
『プレミア宮崎マンゴーフェアー』と、なんとも惹かれる告知を発見!こぼれ落ちそうなほど山盛りになったマンゴーに目が釘付けになります。
「鮮度が良い状態で質の良いものをお届けしたいという想いから、契約農家さんの元へ自ら収穫をしに行くんですよ」。
生産者を訪ねて、フルーツが実るまでの背景を聞く。信頼関係を結んでコミュニケーションを交わす。美味しいスイーツを作るための手間は惜しまない白岩シェフ。
秋までフルーツフェアーのラッシュが続き、見逃せません!
特にラヴィアンローゼは洋梨の品種のなかでも希少価値が高いと言われているフルーツなので、ぜひチェックしてみてほしいです。
より上質なものを。素材を知り尽くしたシェフ渾身のスイーツ
フルーツだけに限らず、小麦粉、牛乳、生クリーム…使う素材は全てにおいて自信を持ってお客様におすすめができるもの。添加物・香料・着色料は一切使いません。
「パティシエとしてのテクニックだけではなく、スイーツの美味しさはやはり素材の良し悪しで決まります。素材を深く知り、より上質なものを選ぶことが重要だと考えています」と話す白岩シェフ。
その素材の目利きは、ホテル・料亭・レストランと様々な経歴がゆえ。長年の修行で培われた全てを集結させた渾身のスイーツが「ラトリエ ドゥ シュクル」には並びます。その中でも特におすすめしたいケーキを紹介します。
素材の目利き力が美味しさの秘密。「ラトリエ・ドゥ・シュクル」のスイーツを
東京駅 八重洲北口改札外一階にある「TOKYO Me+(ミタス)」にも店舗があって、「肉球マドレーヌ」が大人気!
可愛いだけではなく、健康と美味しさを両立。砂糖の代わりにパラチノースを使うことで、糖質の吸収速度がゆっくりになるよう体に配慮したマドレーヌなのです。
東京駅で買える手土産として、ぜひ覚えておきたいですね!素材を確かな目利きで選び抜き、持ち味を活かした「ラトリエ・ドゥ・シュクル」のスイーツの数々をいろんなシーンで堪能してみて。
ラトリエ・ドゥ・シュクル セントラルキッチン
住所:東京都江戸川区北小岩6-5-5
京成小岩駅より徒歩約5分
営業時間:11時~19時
定休日:月曜日・火曜日(火曜祝日の場合は、翌水曜を振替休日)