東京・日比谷にある「帝国ホテル 東京」では、美味しさを引き立てる名脇役と言える存在の塩にフォーカスしたレストラン横断企画「塩の世界」を開催中。塩を主役にしたデザートや料理、ドリンクを堪能することができます。
塩の魅力を最大限引き出した新感覚アフタヌーンティー
「塩」の世界 アフタヌーンティー～SHIO～
場所：本館17階 「インペリアルラウンジ アクア」
期間：2021年5月1日（土）～6月30日（水）
価格：7,150円（税込・サ別）
時間：11：30～17：00（L.O.）※お席おまかせは3時間制、窓際確約は2時間制
電話：03-3539-8186
塩をテーマにしたきっかけについて、東京料理長の杉本 雄さんはこのように語ります。「身近な存在である塩に、未だ知らない大きな可能性を感じています。主役にその美味しさを考えることで、様々な魅力が引き出せるのではないかと思いました。単に塩味をつけるだけでなく、甘味を引き立たせることや、後味にキレを与えるのも塩の役目。また、塩漬けにしたり、塩をふりかけたり、と使い方は非常に多彩。まずは塩の使い方を洗い出し、全体の味と量のバランスも意識して構成を組み立てていきました。」
塩は沖縄や小笠原諸島、淡路島の天然のものを厳選しています。デザートやセイボリー自体に塩が加えられているだけでなく、添えられたトッピング塩をかけて自分好みの塩味に仕上げるスタイルはなんとも斬新。奥深い塩の世界を覗いてみましょう！
デザート
マンゴーモチと八丈フルーツレモンのジュレ
大福をイメージしたマンゴーソルベ入りのマンゴーモチに塩レモンをトッピングし、レモンジュレ に浮かべた目にも涼やかな「マンゴーモチと八丈フルーツレモンのジュレ」。ほんのり効いた塩味がレモンの爽やかさを引き立たせ、ひんやりプルンとした食感も相まって夏が似合う味わいです。
黒糖バナナサンド
黒糖の甘味がどこか懐かしいサブレに、バナナクリームをサンドした「黒糖バナナサンド」。沖縄の塩をお好みでトッピングすると甘味が際立ち、完熟のバナナを連想する味わいに！
ルージュ～葉桜～
桜の葉の塩漬けで香りと味をつけたマスカルポーネムースをベースにした「ルージュ～葉桜～」。ふんわり心地よく満ちていく桜の香りと塩気がまるで和菓子を食べているかのよう！エレガントな見た目からは想像できない味わいに心奪われます。
抹茶のポップオーバー
アメリカ生まれのパンのポップオーバーを抹茶味に仕立てた「抹茶のポップオーバー」は、シュー生地に似た軽い食感が特徴的。トッピングのチョコレート塩は既製品ではなく、ホワイトチョコレートを砕いてローストし、塩味を引き出したオリジナルのもの。甘味と塩味を感じられ、ほろ苦い抹茶と見事に調和！ホイップクリームとともに惜しみなくトッピングしてみてほしいです。
セイボリー
・ローズマリー香る ポークブーランジェール
・野菜の冷製ポタージュ 藻塩添え
・塩麹チキンの塩パンサンド
・真鯛のパイ包み焼き
・スモークサーモンとポテトサラダのサンドイッチ
セイボリー5品にも塩が使われ、さらに淡路島の藻塩をトッピングすることができます。しっかりお腹を満たしてくれるボリュームでランチ代わりにもなりそうです。
ベーカリー
・プレーンスコーン
・塩キャラメルのブリオッシュタルト
小笠原の塩をキリッと効かせた「塩キャラメルのブリオッシュタルト」。クリームはとろ〜り香ばしく濃厚で、ほのかにパッションフルーツが香ります。全11品のなかで1番塩気を感じる、甘じょっぱさがあとを引く絶妙な味わいです。
ドリンクは、紅茶、ハーブティー、コーヒーなど23種類から選べ、おかわりや飲み替えは自由。また、スペシャルドリンクとして「八丈フルーツレモンウォーター」が一緒に運ばれてきます。
塩の奥深い世界をじっくり味わい紐解いてみて
杉本料理長の生み出すデザートや料理は従来の固定概念を覆した独創的なものばかりで、「塩＝しょっぱいもの」という思い込みが見事にひっくり返り、新しい美味しさに驚きました。塩のおかげで全体的に甘ったるさや重さがなく、後味のキレの良さは初夏にぴったりです！「帝国ホテル 東京」のこだわりのスイーツで優雅なひと時をお過ごしください。
帝国ホテル 東京
東京都千代田区内幸町1-1-1
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