ヴァローナジャポンは、3月28日から代官山・ヒルサイドフォーラムにて、国内最大級のイースターイベント「「はじめよう、ショコラ de イースター 2018」を開催しています。2016年に第1回を開催した当時から、チョコレート好きなファンから多くの反響を呼びました。今回3回目となる今年のテーマは、「みんなでイースターを愉しもう・学ぼう・経験しよう」です。
同イベントは、日本を代表するトップパティシエがチョコレートで芸術作品を制作発表してくれることでも有名で、今年参加した日本のトップパティシエは37名にのぼりました。パティシエたちが、ヴァローナのチョコレートを原材料に使用し、それぞれの個性を競い合う「イースターアート」は必見です。イースターにちなんで、トップパティシエたちが同じ形状の「卵型」を使用した「チョコレートアート」の中でも特に見る人たちに刺激を与えてくれた5つのイースターアート作品をピックアップしてみました。
クラブハリエ ラ コリーナ 山本隆夫パティシエ
今回は馬に乗った軍隊とお城をイメージして制作しています。卵型はお城に変身させたりと、クラブハリエらしい自由で斬新な発想を形にしました。お城の緻密な作業を想像しただけでも脱帽です。
パティスリー&カフェ デリーモ 江口和明パティシエ
子供達が喜んでくれる動物をテーマに、去年はウサギをモチーフにして作品を作ったという江口シェフ。今年は羊の鼻に卵型を使用したとってもほのぼのとして暖かな空気を醸し出しているキュートなアート作品が誕生しました。
ザ・ショップN.Yラウンジブティック 徳永純司パティシエ
土台となる大きな卵に、卵型の小さなピンクのチョコレートをデコレーションしたオブジェのような作品。小さい卵型のチョコレートを沢山作るのが一番大変だったんだとか。思わず触りたくなるようなぷっくり感が魅力のアート作品です。
パッと見て、誰がみても「春」を感じるものにしようと思ったのが始まりで、花に決めたという清水シェフ。多くの花の種類の中で清水シェフが選んだのはレンゲソウ。卵型はレンゲソウの根の部分にして安定感をもたせています。花びら一枚一枚の丁寧な作業によって完成しました。
コンフィチュール アッシュ 籏雅典パティシエ
「今日は自由に創作したので本当に楽しかったですね」と話してくれたのは、今回初めて同イベントに参加した籏シェフです。お菓子を使用した立体造形に苦手意識を持っているという籏シェフが、あえて苦手な分野に挑戦して完成したのが、ウサギを主役としたチョコレートアート作品です。苦手とは言いつつもトップパティシエが作る世界感に思わず見とれてしまいます。臨場感もあってとても賑やかな演出で私たちを楽しませてくれます。
大切な人たちと春の訪れを祝うイースターは、欧米では最も有名な春の一大行事として今も昔も人々に愛され続けています。イースターチョコレートのモチーフに「卵」を使用するのは、春や生まれ変わりのシンボルでもあるから。ウサギは、多産・繁栄を意味することからイースターには切っては切り離せない動物なのです。
欧米では、3月になる頃から街はイースター一色となって、町中のお菓子屋さんでは卵型のチュコレートが並んでハッピーな空間が一気に広がるんだとか。日本でも、このようなイベントによってイースターの文化が少しずつ根付いてきました。会場では他にも「イースターエッグデコレーション」体験や、「イースターフラワーアレンジ」のレッスンなど用意しており、多彩な催しで来場する人たちをハッピーにしてくれます。
2018年の日本は4月1日がイースターの日。4月1日までの期間に開催中の「はじめよう、ショコラ de イースター 2018」で、春にチョコレートを楽しむイースターの文化に直接触れてみてはいかがですか。